Google Playで入手出来る日本発のゲームアプリ

 1990年代の日本のゲーム開発者とゲーム文化が存在していなかったら、現在のゲーム産業はまったく異なったものになっていたはずです。日本のゲーム開発者たちは依然全力を尽くしており、その成果の一端はGoogle Playからダウンロードできるゲームアプリとなっています。無料でダウンロード可能なものもあれば、アドウェアや有料のものもあります。

スーパー・マリオ・ラン

 日本発のゲームとしては、ほぼ間違いなく、最も人気がある一作からご紹介します。スーパー・マリオのシリーズは任天堂の看板ゲームで、AndroidとiOSの両方のバージョンが用意されています。「スーパー・マリオ・ラン」は片手でプレイできるゲームです。

 プレイヤーはスマートフォンをタップして、このイタリア人配管工走らせます。マリオは、ジャンプや宙返り、壁を飛び越えたりといった離れ技をしてくれます。

シリーズ先行作同様「スーパー・マリオ・ラン」のゴールはコインを集め最終場面で登場する敵のボスを倒すことです。

ファイナルファンタジーIX

 日本のゲーム文化を代表するもう一つのシリーズの一作である「ファイナルファンタジーIX」はiOSとAndroid、PSP向けに開発され、スクウェア・エニックスからリリースされています。このRPGアドベンチャーは、ファイル全体で4GB近くものサイズがあるため、ダウンロードに時間を要します!ファイナルファンタジーのシリーズの販売数が、2000年の第一作目の発売以来、累計550万本以上にもなっている理由は、プレイヤーを惹き付けずにはいないゲーム構成です。この作品のストーリーはゲームプレイヤーにはお馴染みのものです。劇団に偽装した盗賊団タンタラスとその団員である主人公ジタンによる王女ガーネットの誘拐から物語は展開して行きます。

スペースインベーダー インフィニティジーン

 30年以上前に発表されたスペースインベーダーがiOSとAndroid向けのゲームとしてタイトーによって蘇りました。スマートフォンでプレイできるレトロなシューティングゲームは大幅に刷新されましたが、エイリアンの侵略をプレイヤーが払いのける大筋に変りはありません。

 Androidでは最高のシューティングゲームの一つ(メタクリティックで91メタスコアを獲得しました)とされている「スペースインベーダー インフィニティジーン」では、プレイヤーお気に入りのあの音楽が、リマスタリングを経て、昔通りのステージで流れます。プレイを進めると、さらに先のステージがアンロックされ、開発者が新たに導入した数多くの趣向を楽しむことができます。

悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲

 アクションアドベンチャーRPG「悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲」がAndroidとiOS上でプレイできるようになりました。コナミのこのゲームがついにスマートフォン向けにリリースされたのです。プレイヤーが操るキャラクターは、ジャンプし、切りつけ、走り、ドラキュラの広大な城の中を進んで行きます。

 主人公のアルカードは多様な敵キャラクターと対峙し、また、個性的なキャラクターに助けられつつ、ストーリーを進めて行きます。この新しい「悪魔城ドラキュラX」の最大の強みは互換性です。様々なゲームコントローラーと接続可能となっているのです。

 開発者は、多大な労力を費やして、「悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲」を日本語やスペイン語などを含む6つの言語でプレイできるようにしました。

ドラゴンクエストVIII

 スクウェア・エニックス発のドラゴンクエストVIIIがAndroid、iOSそして3DSでプレイできるようになりました。この生粋のJRPGはモバイル機器向けに巧妙に調整され、完全3D化を達成し、コントロールもシンプルで使いやすく構成されています。ドラゴンクエストVIIIが全世界で既に500万も購入されているのも当然の出来映えなのです。

  上記のゲームアプリは、良く知られた日本発のゲームシリーズのほんの一部です。いずれもGoogle Playからダウンロード可能となっています。ご紹介したゲームから一つでもダウンロードしてみれば、ゲーム文化についてもう少し知りたくなってしまうことは確実です。